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新しい福祉制度とコミュニティー通訳論 手話を学ぶ人たちの学習室 全通研学校講義集 8

 
 

手話コミュニケーションと聴覚障害児教育

藤井克徳・水野真木子
四六判並製 136ページ
1,100円(税込) 2012年2月刊
ISBN978-4-89259-678-0

 

 

新しい福祉制度と障害者運動 〈藤井克徳〉
はじめに
一 東日本大震災と障害分野
 問われる社会の標準値
 天災と人災とを区分けしながら
 復興政策で決定的なのは「誰が」
 「個人情報保護」の壁を打ち破った南相馬市
二 大きく動き始めた障害者制度改革
 私の原点
 日本の障害関連政策の水準をどうみるか
 制度改革の経過
 障害者権利条約が意味するもの
 自立支援法違憲訴訟と基本合意文書
 大きかった日本障害フォーラム(JDF)の存在
 障がい者制度改革推進会議の特徴
 推進会議による第一次意見の概要
 第二次意見と障害者基本法の改正
 改正障害者基本法の評価
 第二次意見より大幅ダウン、でも旧法より大幅アップ
 ようやく手話が言語として
 希望をつなぐ障害者政策委員会の創設
 障害者総合福祉法の制定へ向けて
三 今、なぜ、運動か
 私を育ててくれた作業所づくり運動
 エネルギー不滅の法則
 運動は裏切らない
 他者への影響と合わせて自らを磨くもの

コミュニティー通訳論〈水野真木子〉
はじめに
日本における外国人の状況
コミュニティー通訳=暮らしのなかの通訳とは
人権としての言語権保障の必要性
通訳の種類と分類
司法通訳の現状
裁判員裁判と通訳
正しく通訳されない危険性
医療通訳の問題
通訳者の資質と能力
通訳者の倫理
ケースで考える五原則とアドボカシー
通訳者の役割とは

 

 

   
   
 

藤井 克徳(ふじい かつのり)
1949年、福井県生まれ。都立小平養護学校(肢体不自由)勤務を経て、東京・あさやけ第2作業所所長、第2リサイクル洗びんセンター施設長、きょうされん事務局長。現在は日本障害フォーラム幹事会議長、日本障害者協議会常務理事、きょうされん常務理事、NPO障害者放送統一機構理事。政府機関では内閣府・障がい者制度改革推進会議構成員・議長代理。障害者就労支援の国際NGOでワークアビリティ・インターナショナル(WI)の理事。著書に『精神障害者の福祉とリハビリテーション』(共著、中央法規出版、1999年)、『わが国に生まれた不孝を重ねないために』(共著、萌文社、2004年)、『見えないけれど観えるもの』(やどかり出版、2010年)など多数。

水野 真木子(みずの まきこ)
岐阜県生まれ。千里金襴大学人間社会学部准教授を経て、現在、金城学院大学文学部教授。研究分野は通訳学。特に、法廷通訳言語分析や通訳者の役割論など、コミュニティー通訳の分野を中心に研究している。日本通訳翻訳学会理事(2005年〜2011年)、日本英語医療通訳協会会長(2007年〜現在)、法と言語学会副会長(2009年〜現在)などを務める。主要著書として、『通訳のジレンマ』(単著、日本図書館刊行会、2001年)、『グローバル時代の通訳』(共著、三修社、2002年)、『司法通訳』(共著、松柏社、2008年)、『コミュニティー通訳入門』(単著、大阪教育図書、2008年)、『実践 司法通訳』(共著、現代人文社、2010年)など。

 手話を学ぶ人たちの学習室