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関西唯物論研究会 編
A5判 132ページ
定価:本体1400円+税
ISBN
978-4-89259-988-0
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国際社会のなかで起こるさまざまな事件や事象はなぜ発生したのか、その原因を探るための手がかりとなる道具=3つの分析視角を提示。なるほど、そういうことだったのか、と目から鱗の概説書。
特集 見田石介先生没後五〇年
見田石介『資本論の方法』の意義 平野喜一郎
見田石介氏のヘーゲル論理学研究 牧野広義
現代の独占資本主義と人間の共同社会性
―見田石介の科学的精神と方法論に学ぶ― 野口義直
科学の方法と現代社会科学研究
―見田石介の科学的貢献と
二十一世紀社会科学の飛躍を目指して―
金谷義弘
論 文
二一世紀の言語起源論と道徳性の起源
―マイケル・トマセロの探究から考える― 尾関周二
道徳的価値の関係理論に向けて
―「動物のいのち」と「人間の尊厳」をつなぐ― 伊勢俊彦
神戸における初期社会主義運動と大逆事件 上山 慧
R・バスカーの“超越論的論証” と
超越論的実在論の意味(下) 佐藤春吉
総 説
“転形期” ソヴィエト・マルクス主義と技術論
―― 『“技術論” の源流をたずねて―
一九三〇年代ソ連における“マルクス主義的技術史” の探究―』
を執筆して 市川 浩
追 悼
入江重吉氏の逝去を悼む 牧野広義
編集後記
                                             
『唯物論と現代』は、1987年9月6日に結成された「関西唯物論研究会」の機関誌です。
                                             
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井上裕司 著
A5判上製 229ページ
定価:3500円+税
ISBN
978-4-89259-979-8
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国際社会のなかで起こるさまざまな事件や事象はなぜ発生したのか、その原因を探るための手がかりとなる道具=3つの分析視角を提示。なるほど、そういうことだったのか、と目から鱗の概説書。
序章 国際関係を分析する
1.国際関係への分析視角
2.政治現象としての国際関係
第1章 国際関係への3つの分析視角
1.3つの分析視角
2.国家中心の分析視角
3.国際制度への分析視角
4.国際政治と国内政治の相互作用への分析視角
第2章 国家中心の分析視角@:近代国家の成立
1.近代国家
2.プレモダンの世界@:中世ヨーロッパ
3.プレモダンの世界A:華夷秩序
4.三十年戦争と主権
第3章 国家中心の分析視角A:国民国家と帝国主義
1.戦争と資本主義:国民国家
2.帝国主義と国民国家
3.国民的ロマンティシズムと第一次世界大戦
第4章 国家中心の分析視角B:戦争と勢力均衡
1.第一次世界大戦とウィルソン主義
2.国家中心の分析視角のはじまり
3.パワー最大化と勢力均衡
第5章 国家中心の分析視角C:アナーキーな国際システム
1.イデオロギーと冷戦構造
2.アナーキーな国際システムとサバイバル
3.国家中心の分析視角:まとめ
第6章 国際制度への分析視角@:自由貿易体制と福祉国家
1.「埋め込まれた自由主義」の国際政治経済システム
2.IMF―GATT 体制
3.ケインズ主義的福祉国家
第7章 国際制度への分析視角A:国際経済構造と格差
1.脱植民地化と国民国家建設
2.南北問題と南の経済
3.途上国の経済開発と保護主義
4.輸入代替工業化と新国際経済秩序
第8章 国際制度への分析視角B:国際レジームと覇権
1.国際経済の政治化
2.相互依存と共通の利益
3. 国際レジーム
4. 覇権安定論と集合財
第9章 国際制度への分析視角C:国際協力と国際制度
1. 経済のグローバル化
2.アフター・ヘゲモニー
3.協力の2 段階構造:交渉と執行
4.国際制度への分析視角:まとめ
第10章 国内政治への分析視角@:対外経済政策の決定と国内政治
1.国内政治への視点:国内の選好形成
2.国内の政治過程と組織化
3.国内の政治過程と政治制度
4.国家間交渉:2 レベル・ゲーム論
第11章 国内政治への分析視角A:国内政治から国際政治へ
1.国際システムからのフィードバック
2.欧州の統合
3.ECの国家間交渉:交渉段階
4.EUの国家間交渉:執行段階の国際制度と国内政治
第12章 国内政治への分析視角B:国際制度と国内政治
1.コンディショナリティの国内的影響
2.通貨統合への道
3.通貨統合の条件:コンディショナリティとしての収斂基準
4.国際政治と国内政治の相互作用への分析視角:まとめ
終章 国際関係への分析視角のまとめ
1.国際関係への分析視角
2.国際関係を考える
参考文献一覧
                                            
著者紹介:井上裕司(いのうえ・ゆうじ)
1972年生まれ。阪南大学国際学部国際コミュニケーション学科教授。著作に、『コミットメント制度としてのEU:特恵的貿易協定の政治経済学』(文理閣、2016年)など。
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