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竹村登茂子 著
46判 120ページ
定価:本体1,200円+税
ISBN
978-4-89259-971-2
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はじめに 気づきの教育はできるのか
序 章 困難校から「人のことを考える人間」を作る
第一章 どんな授業か──М高校の実践ノート
(1)理解する──「君たちは変えられる」
▽自分と他者を理解する──私たちは「どんな人」なのか
▽安全な学級学校作り──自分と未来は変えられる
▽なぜこの学校なのか──構造的レッテル貼り、からの脱却
▽必然、を感じる──意味のある結果を作ろう
▽トラブルとは何か──「真の要求」を見逃さない
(2)技術を学ぶ──「君たちは変わっていく」
▽ I & Youメッセージ──言い方一つで「愛」になる
▽「対話を促進する」方法──違う見方ができる
▽言い換えの効用──言葉遣いは変えられる
(3)使う──「君たちは逃げない」
▽変わる生徒──自信と希望と
▽トラブルをハンドリングする──自己決定する
第二章 生徒も教師も学校も、変わる
(1)何が「効果」か──卒業生が教えた「本当の要求にたどり着く」秘訣
(2)見える結果から──エビデンスを探る
▽遅刻数──遅刻指導も対話のチャンス
▽アンケート──学校の「コミュニケーションアンケート」から
(3)教師をどう変えたか──教師の「人間的深み」に
(4)生徒をどう変えたか──「気をつければ、僕の人生も変わるんだなあ」
(5)最後に──学校は変われるか
第三章 日本の学校における「対話」について
(1)先生たちは、何に悩んでいるか──みんなが求める「違うこと」
▽「ごめんね」「いいよ」──謝罪って何のため?
▽反省は「文章」で──反省文は何のため?
▽教師も「自分を守りたい」──教師支援の圧倒的不足
(2)先生たちの実践──各地で始まる、新しいこと
▽高校での「語り合い」──「聞く・聞かれる」の新しい発見
▽管理職に「花開いた」技術──校長室は駆け込み寺
▽最後に 「主体的・対話的で深い学び」──社会を変えるために
あとがき
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