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そんなに「よい子」でなくていいから この国の子ども・教育論

 
 

そんなに「よい子」でなくていいから

西條昭男 著

四六判並製 226ページ
定価:1500円+税
ISBN978-4-89259-916-3

 

 

「早く早く」と競争させられ、「役に立つ人間に」と言われる子どもたち。コロナ禍の子どもの思いや願いに寄り添い、「そんなに〈よい子〉でなくていいから」と呼びかける、すべての親と先生への心あたたまる希望のメッセージ。

1章 電車の少年
電車の少年
小瓶のエビ
空が青いから―少年刑務所―
わたしの○はどこに
グラナダの姉妹
アゲハの思い出
ふところに、とびこむ
東大行き医学部着・超高速列車
お母さん大きらい! 大すき!
姿を消した子どもたち
島の家族を生きる
もちを焼く
屈辱
いい匂い
おっさん、読んでくれてありがとう
街角のジャンケン、ポン
氷と雪と遊びと宇吉郎
卒業できなかった高校生たち
牛ガエルとイトトンボ―知的探求心の源―
ひょっこりひょうたん島―未来を信ずる歌―

2章 銀杏の樹の下で
そんなにいい子でなくていいから
自分を愛する心
銀杏の樹の下で
瓜食めば 子ども思ほゆ
空をかけゆく声
啖呵を切る

3章 新しい道を行く
ジニの新しい人生―「冬の小鳥」―

ありがとうを受けとる
なでしこは笑っていた
ただ生業のために―ある羊農家の話―
一年生になる!
エノコログサ
運慶はなにを彫ったか
かぐや姫
雪とけて、子どもの声が
銀の滴降る降るまわりに
七枚の黒いマスク
一八歳の女子高校生

4章 見よ、蒼空に飛行機が―平和を―
「二十四の瞳」
見よ、蒼空に飛行機が
ここがヒロシマ
太鼓たたいて 笛ふいて
僕も、戦争に行くのだ
「里の秋」
戦争でひどい目にあうのは
それでも戦争反対って言う人、いいひんかったん?
焼き場に立つ少年
「九条俳句」の伝言
赤紙を配達する
「勝ってくるぞと勇ましく」
小さきあたまの骨
「私たちの家が燃えています」
COP26 in グラスゴー
ガジュマルの木
摩文仁の丘から

5章 ほうしゃのうがいちばんきらいです
ほうしゃのうがいちばんきらいです
水滴
賢治とひさし
節分の雪
福島の空に

6章 しのびよる道徳
漬物のおもし
ないた赤おに―しのびよる道徳―
「よい子」のおしつけ―道徳教材「私たちの道徳」―
それでもお前は……か
シャボン玉飛んだ
働く者の権利を教えているか―中学校道徳教科書―
キックかスクラムか

7章 先生、パンツある?
ぼくの好きな先生―ロッカー忌野清志郎―
先生、だっこしてしような
オマエ、調子にのんなよ
フウセンカズラの実
あなたは何者か
小澤征爾音楽塾―教える人と教えられる人―
片手にストップウォッチ
体罰
「先生、パンツある?」―子どもの貧困―
子どもを置き去りにして

8章 そうだ、学校って
チャンスは二一回!
はるなが こまっています
ひまわり
コオロギは鳴いているか
いじめのきもち
いじめる子のきもち
名文「あたらしい憲法のはなし」
いたれりつくせりのアサガオ
どうしたんだい?「お手紙」
カムイサウルスが教室をのし歩く
新型コロナ―教育を受ける権利が侵害されている― 
コロナとカタバミの花 
降りかかる火の粉―「学問の自由」の侵害― 
近頃、教室で流行ることば―お答えは差し控えます― 
制服と給食と生理用品
どうする! 一人一台タブレット
灰色の男たち
そうだ、学校って