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唯物論と現代 No.63 コロナ危機と現代社会

 

 
唯物論と現代63

関西唯物論研究会 編

A5判 119ページ
定価:本体1400円+税
ISBN978-4-89259-886-9

 

 

 

特 集 コロナ危機と現代社会
新型コロナウイルス・パンデミック(宗川吉汪)
パンデミックと憲法―緊急事態条項の不要性と危険性―(村田尚紀)
論 文
ケアの倫理と依存の承認
―人間(性)と動物(性)との関係から尊厳を考える―(内藤葉子)
「性的マイノリティの人権」における特権的恩恵的人権イメージ
―〈人権=経済的主体〉と〈人権=強者による弱者への「思いやり」〉への対抗に向けて―(岸本士)
親鸞における〈浄土の倫理〉の位置づけ
―親鸞浄土教における反戦原理と共生社会運動連帯の内在的可能性―(亀山純生)
文化進化に関する新たなアプローチ(入江重吉)

研究ノート
グラムシ『獄中ノート』における「マルクスへの回帰」の位相
―『フォイエルバッハ・テーゼ』を中心に―(松田 博)

書 評
碓井敏正著『しのび寄る国家の道徳化』(森田満夫)
牧野広義著『マルクスと個人の尊重』(妹尾知則)

 

 

   
   

『唯物論と現代』は、1987年9月6日に結成された「関西唯物論研究会」の機関誌です。