社会的企業の特徴とその可能性、EU市場統合と市民社会との関連を考察した論文をはじめ、ワークショップやシンポジウムを通して、「市民社会」と「企業社会」が共存・共生する道を探る。
巻頭言(桜井 徹)
特集によせて(村上了太)
市民社会と社会的企業(鈴木由紀子)
EU市場統合・通貨統合とEU市民社会との関係をいかに再考するのか(田中 宏)
ワークショップ
新しい「市民社会」を展望する(明石英人コーディネーター)
中国のビジネスモデル・イノベーション(煖v保豊コーディネーター)
シンポジウム
若者の貧困化と大学の社会的責任
学内ワークスタディという取り組みに注目して(藤野真コーディネーター)
都市部と地方における経済格差の真の姿とアベノミクス(齋藤敦コーディネーター)
論文
M.P.フォレットの「統合」論の現実化を促す契機の探求
―大学生協京滋・奈良ブロックと大山乳業との産直交流事業に即して―(石橋千佳子)
研究ノート
中国国有上場会社の企業統治構造とインセンティブに関する研究分析(陳塵)
書評
夏目啓二編著『21世紀ICT企業の経営戦略―変貌する世界の大企業体制―』(森原康仁)
小山洋司著『EUの危機と再生―中東欧小国の視点―』(高田茂臣)
山崎敏夫著『企業経営の日独比較』(田口直樹)
佐久間信夫編著『コーポレート・ガバナンス改革の国際比較―多様化するステークホルダーへの対応―』(岸田未来)
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