特集 『自由主義と社会主義の規範理論』をめぐって
「自由・平等・協同」か「自由・平等・所有・功利」か
――牧野広義氏による拙書への書評に答えて 松井 暁
マルクスにおける自由・平等・協同、再論 牧野広義
規範理論の意義を考える
――松井暁『自由主義と社会主義の規範理論』(大月書店)によせて 碓井敏正
社会主義の規範理論と民主主義 芦田文夫
論文
組織化と制度的オルタナティブ戦略
――社会変革における労働運動の役割に関する一試論 兵頭淳史
ハンナ・アーレントの労働思想
――「労働のキメラ化」に抗して 百木 漠
アダム・スミス「法学講義」ポリス編における人間論 中谷武雄
『資本論』を基礎に現代資本主義を考える
――学習テキスト『資本主義のしくみ』の試み 上瀧真生
道徳的感情とその前提 小野隆信
書評
尼寺義弘・牧野広義・藤井政則編著
『経済・環境・スポーツの正義を考える』 平野喜一郎・角田修一
吉田傑俊著 『丸山眞男と戦後思想』 長澤高明
編集後記
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