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図書出版 文理閣
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聴覚障害者福祉から地域福祉へ  心がつながる 想いがひろがる

 
 
聴覚障害者福祉から地域福祉へ

いこいの村創立30周年記念誌編集委員会 編

A5判 254ページ
1,890 円(税込)
2012年11月刊
ISBN978-4-89259-701-5

 

いこいの村・栗の木寮(重度身体障害者授産施設)が綾部市口上林にできて30年。
梅の木寮(特別養護老人ホーム)、桃の木寮(交流施設)さらに京都府北部の各地の聴覚言語障害者福祉ネットワークの要(かなめ)いこいの村聴覚言語障害センター、そして綾部市東部、さらに京都府北部の地域福祉の拠点へと発展を遂げるいこいの村の歴史と今。いこいの村で働く職員の目を通して見る福祉現場の苦闘と希望。いこいの村には、すべての福祉サービス提供者が学ぶことができる経験があります。

グラビア●人として輝く
はじめに
第1章 人として─聴覚障害者福祉から地域福祉へ─
栗の木寮─聴覚障害者が働き暮らす施設の今─
・いこいの村の名物商品「しめなわ」
・高齢化する仲間に合った作業と生活
・がんと闘った稔さん─仲間(利用者)と職員で看取ったターミナル
・年齢と共に生きる
・こんなに楽しいケアホーム─私たちの暮らし!
梅の木寮〈従来型〉─今を大切にすることが、これからを創る─
・できることから始めよう
・一人ひとりの思いに寄り添う
・戸籍のなかった東山さん
・老人ホームは「人間学校」
梅の木寮〈ユニット型〉─一人ひとりに合わせた暮らしを目指して─
・「ユニット」試行錯誤の毎日
・ユニット型梅の木寮の姿
高齢福祉部─住み慣れた地域で暮らし続けるために─
・地域の願いをかたちに─綾部東部在宅介護支援センターの取組みから
・「住み慣れた家でずっと暮らしたい」を支える─綾部東部在宅介護支援センター居宅介護支援の実践
・「しゃあない!」ことはない─未来を創るデイサービス
・ホームヘルパーの仕事から─心に寄り添う支援を目指して
・地域で暮らし続ける支援─認知症対応型グループホーム「いこいの村・とくらの家」の開設
笑顔が見られる食事づくりを─給食係の挑戦─
・施設直営の給食を守って
・いこいの村の給食の源は地域
地域福祉部─地域での豊かな暮らしを目指して─
・生活支援事業の創成期
・北部建設委員会に結集したみんなの願い
・生活支援事業から身障デイ、そして地活へ
・今後の展望─生まれ育った地域で暮らし続けられるために
・障害者生活支援センター(相談支援事業)受託について
第2章 いこいの村の過去・現在・未来
1 障害者の自立を聴覚障害者と健聴者が協力・共同して目指す
2 いこいの村建設の成果と意義
3 今後の課題と展望
第3章 〈座談会〉いこいの村で働くということ
【出席】
木村公之(栗の木寮 部長)
今西和弘(地域福祉部 聴言支援係)
和久智子(梅の木寮生活第2係)
秋葉洋美(梅の木寮生活第1係)
引原直樹(栗の木寮作業係)
四方 暁(総務部総務係)
谷垣 毅(高齢福祉部デイサービス係)
柴田浩志(いこいの村聴覚言語障害センター所長)
志藤修史(大谷大学准教授・社会福祉法人京都聴覚言語障害者福祉協会監事)
黒川美富子(図書出版文理閣代表)
第4章 利用者さんの声
第5章 お祝いのメッセージ
資料編
1.社会福祉法人京都聴覚言語障害者福祉協会 事業案内
2.いこいの村聴覚言語障害センターの歩み
3.いこいの村 給食係10年のあゆみ
4.いこいの村 介護食の歴史
5.全国ろう重複障害者施設連絡協議会 施設一覧
6.全国高齢聴覚障害者福祉施設協議会 施設一覧
7.全国聴覚障害者情報提供施設協議会 施設一覧
編集後記