唯物論と現代
2011.12 No.47
特集 原発・TPP・農業
福島原発事故の問題点―法律は国民のためにある 大槻眞一
TPP・日米同盟深化からの転換を 村田 武
迫り来る農業・食糧危機 ―農業所得の低下と高齢者農業の惨状 宇野忠義
論 文
成熟社会再論 碓井敏正
ヘーゲル『小論理学』「予備概念」の意義 牧野広義
「社会的ブロック」と哲学「根本問題」・「活動的関係」
―グラムシのマルクス継承とその展開(2) 鈴木富久
「性同一性障害」は障害なのか?
―異性愛主義に依拠する性別二元論を超えて 杉山貴士
内面宗教とはなにか
―超自然性との決別、思想との区別 伊藤 敬
批判と討論
生物進化について―余剰進化論の立場― 白井浩子
読書ノート
カール・ヘーゲル筆記 ウド・ラーマイル編 牧野広義・上田浩・伊藤信也訳
『G.W.F.ヘーゲル論理学講義 ベルリン大学1831年』 角田修一
書 評
吉田傑俊著『「京都学派」の哲学』 田平暢志
平野喜一郎著『入門講座『資本論』を学ぶ人のために』 西 淳
鈴木富久著『アントニオ・グラムシ―「獄中ノート」と批判社会学の生成』 川上恵江
石川康宏著『マルクスのかじり方』 坂本卓也
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