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図書出版 文理閣
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グローバル世紀への挑戦 文明再生への智慧

 
 

グローバル世紀への挑戦

片岡幸彦
幸泉哲紀
安藤次男編

A5判 328ページ
2 ,940円(税込)
2010年3月刊
ISBN978-4-89259-625-4

 

グローバルネットワーク21(GN21)に集う文化・経済・政治・宗教の専門家が、「自己発現」としての「内からのグローバリゼーション」をキーワードに、グローバル・キャピタリズムの危機を乗り越える新たな文化・文明論を描く。

 序 章 文明再生のために(幸泉哲紀)
第1部 いまの世界で私たちはどう生きているのか
 第1章 なぜ沖縄の吉野家にはカウンター席がないのか(山本 伸)
 第2章 現代ベトナムにおけるインターネットと民主化(古田元夫)
 第3章 王制イスラーム国家モロッコが模索する民主化への道(中川 恵)
 第4章 チュニジアの聖女信仰にみる自己発現(田村愛理)
 第5章 グローバリゼーションとワールドミュージック(八木啓代)
 第6章 儒教文化にみる企業経営の思想(蔡 明哲)
 第7章 デジタル空間における中央・周縁(エルモスタファ・レズラズィ)
 第8章 グローバル資本主義の危機から何を学ぶか(小林 宏)
 第9章 暴力のグローバリゼーションを超えて(小林 誠)
第2部 先人たちの伝統的な文化・文明から何を学ぶのか
 第10章 親鸞の思想が教えるもの(北島義信)
 第11章 イスラーム経済が教えるもの(黒田美代子)
 第12章 ヨーロッパの愛に息づく自己発現(上倉庸敬)
 第13章 アフリカの共同体思想が教えるもの(松本祥志)
 第14章 イエスの教えにみる自己発現への道(幸泉哲紀)
 第15章 東洋思想が教える自己発現への道(幸泉哲紀)
第3部 これから文化・文明をどう再構築するのか
 第16章 地域の教育力を再生するために(池田知隆)
 第17章 東アジアにおける共通教養教育をめざして(古田元夫)
 第18章 自然との共生文化への道(竹谷裕之)
 第19章 「連帯」の経済をめざして(佐々木 建)
 第20章 民主主義とナショナリズムの再生を(安藤次男)
 第21章 共在の思想(黒田壽郎)
 第22章 科学者は二一世紀をどう生きるか(安斎育郎)
 終 章 人類が文明の欲望から解放される日(片岡幸彦)


【GN21とは】
『グリオ、第三地域から世界へ』の会を引き継ぎ「平和と思想のオルタナティブと Side by side の精神」をキーワードに、会費制をとらないオープンな学際的NPOとして、1997年10月に発足。これまで『地球村の行方』『地球村の思想』『下からのグローバリゼーション:もうひとつの地球村は可能だ』(いずれも新評論)などの成果を発表。本著作はそれらの完結編にあたる。

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