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ぼく、字が書けない だけど、さぼってなんかいない
発達障害【LD、ADHD、アスペルガー症候群】の読み書き困難

 
 

ぼく、字が書けない だけど、そぼってなんかいない

NPO法人滋賀大キッズカレッジ手記編集委員会編
編集代表 窪島 務
A5判 216ページ
1,890円(税込)
2010年2月刊
ISBN978-4-89259-614-8

 

「読み書き障害のことをもっと知ってほしい」「わたしの思いを聞いてほしい」これまで注目されることが少なかった「読み書き障害」について、その特徴や学校での対応を保護者と子どもたちが本音で綴りました。あわせて、読み書きが困難な子どもたちの学習支援にとりくむ滋賀大キッズカレッジの理念・実践・方法をくわしく紹介しています。

はじめに
「学習室」の子どもと親のしんどさ、希望第一部
子ども、保護者の思い・願い
この本をこれから読まれる保護者の方へ(MRさん・編集委員)
僕のキッズ体験と高校生活(Mくん)
小・中学校をふり返って(Yさん)
ゆっくり成長しているわが子を見守りたい(Yさん)
発達障害のわが子によりそって(Fさん)
学校の理解の遅れに追い詰められて(Bさん)
学習障害のわが子――中学校のむずかしさ(Dさん)
子どもの特徴を学校に理解してもらって(MKさん)
キッズに来て(YKさん)
読めるけど、書きが困難なわが子(AYさん)
私の子どもを壊さないでください(Kさん)
親はわが子の大ファン(Nさん)
キッズカレッジは安心できる居場所(Sさん)
学習障害の子をもって(Mさん)
もしかしたら、学習障害?(Kさん)
先生、もっとLDのことを理解してください(Sさん)
一人ひとりの学習障害の子にふさわしい教育を(Mさん)
わが子はADHD(Uさん)
子どもも親も傷ついた教師のことば(Uさん)
勉強に「頑張る」わが子(Kさん)
すばらしいわが子たち(Pさん)
小人が見えた子ども時代
 ――大人になって学習障害がわかって(Kさん)
第二部 座談会
「気になる進路問題
  ……どうしよう? どうした?」
窪島 務 (司会)
Yさん  四児の母。高校二年生の娘、小学五年生の息子がキッズカレッジ参加
MRさん 三児の母。高校一年生の息子がキッズカレッジ参加
MKさん 二児の母。高校三年生、中学二年生の息子がキッズカレッジ参加
Kさん  三児の母。中学二年生の息子がキッズカレッジ参加第三部
学校の取り組み、努力――発達障害のある子どもへの教育的対応
学習障害・読み書き困難児の学習保障  久保田あや子・深川美也子
小学校のコーディネーターの役割  笹原真智子
中学校の特別支援教育コーディネーターの立場から
                H(特別支援学級担任 コーディネーター)
学校における学習障害への取り組み――事例を通して  久保田あや子
第四部
滋賀大キッズカレッジの理念と指導方法
学習障害」のある子どもと親の困難
 ――親の手記にかかわって  窪島 務
「滋賀大キッズカレッジ学習室」の実践
 ――具体的な指導方法と留意点、子どもの様子  深川美也子
読み書き困難(障害)のアセスメント  久保田あや子
滋賀大キッズカレッジで学ぶ子どもたち  深川美也子
おわりに
保護者手記を編集して


NPO法人滋賀大キッズカレッジ
NPO法人滋賀大キッズカレッジは、滋賀大学の支援と協力のもとで2004年末に滋賀県の認証、法人としての登記を経て成立しました。読み・書き・計算障害など学習障害を中心とする発達障害の研究と相談や学習支援を行う文系大学発専門的NPO法人です。SKC(滋賀大キッズカレッジ)メソッドという独自の指導方法を開発して、スタッフの養成、相談室、学習室の運営に取り組んでいます。
理事長は窪島務(滋賀大学教授)、事務所は滋賀大学・窪島研究室にあります。
ホームページ http://www.nposkc.com