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図書出版 文理閣
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文化の社会学 記憶・メディア・身体

 
 
文化の社会学
 

【もくじ】
イントロダクション〜文化の社会学のパラダイム
第1部 伝統と記憶としての文化
 第1章 能〜記憶と文化的価値(南 里実)
 第2章 歌舞伎〜その諸相と構造(大野道邦)
 第3章 宝物・国宝・文化財〜モノと象徴のポリティクス/ポエティクス(小川伸彦)
 第4章 死者と記憶(今井信雄)
第2部 社会のなかの文化
 第5章 「大衆の道徳」の可能性〜M・モースの道徳論とハイブリッドモダンへの視点(林 大造)
 第6章 現代組織における文化とシンボル(竹中克久)
 第7章 文化の境界〜北アイルランドにおける文化理解の可能性をめぐって(福岡千珠)
第3部 市場のなかの文化
 第8章 消費社会と消費文化〜「女の系譜」のゆくえ(松田いりあ)
 第9章 マンガ生産の文化〜社会的関係としてのマンガ生産が孕む「過剰さ」の意味(雑賀忠宏)
 第10章 ユースカルチャー ファーストフード マンガ〜ロシアの文化事情(コルネーエヴァ・スヴェトラーナ)
第4部 身体と文化
 第11章 「介助者は、障害者の手足」という思想〜身体の社会学からの一試論(後藤吉彦)
 第12章 現代社会における自己形成と身体〜ゴッフマンのフレーム論をもとに(速水奈名子)
 第13章 女性のホモソーシャルな欲望の行方〜二次創作「やおい」についての一考察(東 園子)
結び 社会学の新たな方向〜文化の前景化

 

大野道邦・小川伸彦編著

A5判並製 301ページ 3,150円(税込)
2009年3月刊
ISBN978-4-89259-586-8

   
     
     

編者

大野 道邦(オオノ ミチクニ)
1941年生まれ。神戸大学、奈良女子大学を経て、現在、京都橘大学現代ビジネス学部教授。研究テーマは、文化社会学、社会学理論、日本文化論。

小川 伸彦(オガワ ノブヒコ)
1962年生まれ。京都大学文学部助手を経て、現在、奈良女子大学文学部准教授。研究テーマは、文化社会学、文化遺産論。